FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
明日とかいいながら、忘れてました。
世間では、これが面白いと思えない人はだめらしいです。
しかしながら、私は純粋に感動できたとは言い難い。
それは(1)でも書いたこともそうだが、何よりも危険な香りのする大人だった。
理想であり、幻想であり、虚構であった。
しかし、私の求める誠実さとはかけ離れていて、どうも理解できなかったのだ。
押井さんの記事に「老人の睦言」とあったが、それは理解できた。
たしかにそうなのだ。あの映画は。
堀越は愛しているといいながら、その実一緒にいることは少なかった。病気の人を置いていったシーンを見て、夏目漱石の顔が思い浮かんだ。
つまり、宮崎駿の理想と私の理想が合わなかっただけだ。
そして、私の理想は世間とは合わない。
ただそれだけなのだ。
だから、面白くないと思っただけだ。母も面白くなかったらしい。
それもそのはず。私と母の趣味は非常に似ているし、また理想も近いものだから。

はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)
(1995/06/02)
大和 和紀

商品詳細を見る
スポンサーサイト
ようやく蝉の鳴き声が消え、秋の風が吹き始めました。
世の中の動乱の音は聞こえないとしたいところですが、残念ながらそうも言ってられませんね。
安倍首相は「東京電力福島第一原発の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で世界に貢献する」ということを言ったようですが、化石燃料も原発の燃料も限りがあるのは同じです。
クリーンと言ってはいますが、核廃棄物を地中に埋めなければいけないものは果たしてクリーンなのでしょうか?
私たち人間だけのエゴを押し付けていないのでしょうか?
決してそういった主義に傾倒はしていなくても、人はいつからか傲慢になったのではないでしょうか?
自然と付き合うこととは、そこにいる生物、イノシシやらサル、そういったものと折り合いをつけることです。
福島のことで、そういった言及をしている人は見たことありますか?
私はほとんど見たことないです。
大事なのは、人間の食べるもの、住むところやら。
それは驕りです。
科学者だろうが、そうでなかろうが、研究の結果大丈夫だとか言っても、そこにあるのは人間であって、それ以外の生命ではない。生命は人間に不調を訴えられるわけではない。
私はただ当たり前のことを言っているつもりだ。
いつか自然にしっぺ返しを食らっても、それは因果応報というものだ。それこそ自然に”倍返し”されたとしてもだ…

そういうことを9月の終わりに考えた。来月は、神無月だね。

秘密結社 鷹の爪 NEO(1) [DVD]秘密結社 鷹の爪 NEO(1) [DVD]
(2012/11/07)
スターチャイルド

商品詳細を見る
スティーブンキングの小説である。
キャリー
キャリーは可哀想な女の子だ。
ようはいじめられ方が尋常ではないのだ。
それだけではない。狂信的な母親によってお祈りというなの折檻を与えられていた。
その彼女にはものを動かせるESPを持っていた。
そして、パーティにて事件が起こる…

そういう話なのですが、いじめっ子達が酷いというのがよくわかります。
そして、可哀想なのは巻き込まれたトミー。彼はよかったというのか、意識を失ったまま死んでしまいました。
この後に起こった阿鼻叫喚の地獄絵図は見たくないでしょう。
最近また映画化されるそうで、興味を持ったのもその影響です。いやはや、楽しい小説でした。
次は『ミザリー』か、『シャイニング』『ペット・セマタリー』かな?

追記
祝閃の軌跡発売!
現在プレイしています。
この間行った、中村軒の水尾がおいしい。
ゆずが入っているのがなかなかよい。こう、甘さを引き立てるというのだろうか。
それはそうとして、RDG(レッドデータガール)を読んでる。
というより、今日だけで5冊ハードカバーの本を読んでる。
相変わらず、京極さんの本はひんやりするような話だったし、小野不由美の『黒祠の島』はなんともいえない悲しいはなしだった。
もう、休みが終わりかけだというのも寂しいものだったりする。
とはいえ、いつまでもうじうじしてても仕方がない。
今週は時間をかけて、電磁気学の復習をしないとね。
あとは、院生になっている先輩の顔が久々に見たいな。

黒祠の島 (新潮文庫)黒祠の島 (新潮文庫)
(2007/06/28)
小野 不由美

商品詳細を見る
ここ最近見る夢がホラーが多い。
今日見たものも、グリズリーによって人が食べられるものだ。
そして、今日はこの本を紹介する。

首挽村の殺人首挽村の殺人
(2007/07)
大村 友貴美

商品詳細を見る


横溝を彷彿させるとあったが、残念ながら雰囲気だけだったね。
一番気になったのが、赤熊の存在です。
釣りキチ三平のマタギの話のような熊が出てくるけども、それが要所要所で出てくるけどもそれほど大事じゃない。
なんだったのでしょうか?
後は犯人が別に意外でなかったということでしょうか。舞台自体は、確かに鬼首村のようであったりはしたけどもおどろおどろしくなかったしね。
どっちつかずな感じがした。もっとドロドロとしていたものを求めていただけにちょっとね。
これくらいやって欲しい。

鬼面の研究 (講談社文庫)鬼面の研究 (講談社文庫)
(1984/08)
栗本 薫

商品詳細を見る
「ラッセル様は、何をしていらっしゃるの?」
 彼女は後ろを振り向きながら言った。
「私は、大学で働いています。そうですね、星を眺めているというと分かりやすいかもしれません」
 私が答えると、彼女は目を細めて言った。
「星を眺めるってロマンチックなお仕事ですね」
「まあ、そういう風に思われるかもしれません。ただ、毎晩夜に行うので結構大変ですね」
「そうなのですか。私はそれは大変だとは思わないのですが」
 そういう彼女の目は、さも当然だという目をしていた。しかし、こういう話をしてきた私からするとそれは違和感を覚えた。毎日、夜遅くまで起きることは普通ではない。観測以外は普通の人と同じ時間の生活をするが、観測の時はそれが逆転するのだ。事実、そういうことを従事している人は1日や2日は我慢できるが、3日になると体調を崩すものがいる。だが、大変だとは思わないと言ったのだ。しかし、疑問に思ったのもここまでであった。彼女が着いたと言ったからだ。
「ここは、私のお気に入りなんです」
 そこは植物園だった。さまざまな色のバラが咲いており、少し甘い匂いを漂わせていた。
「これはラ・フランスよ。ねえ、いいかおりでしょ」
「ああ。ものすごく甘い香りだ」
「ここはね、お父様がいろんなバラを買ってきてくれるからさまざまな品種があるの。一番のお気に入りよ」
 そういう彼女の顔は無邪気そのものだった。
ここ最近ホラーゲームをプレイしている動画をみるのを嵌っている。
ストーリーが面白いし、何より人の心理をよく突いていたりするからなかなかいい。
とはいえ、スプラッタ系のやつはそこまで得意かというとそうでもない。
実際、獣医の友人から解剖したやつの写真だとか、医学書とかみると想像力によって生きていた頃のやつを想像してしまうので、あんまりよろしくはない。
アメリカの猟奇殺人のレポでも、気持ち悪くなったぐらいだから無理だ。
そう、ホラーを読みながらそういうものは実はだめだったりする。
怖いもの見たさここに極まるともいうべきなのだろうか。
さて、コープスパーティはスプラッタ系であるし、内容もなかなか。
もしも、リアリティをさらに追求していたらと思うとぞっとする。
そういうものだから、終わったあとは何ともいえなかったね。

コープスパーティー ブラッドカバーリピーティッドフィアー (通常版)コープスパーティー ブラッドカバーリピーティッドフィアー (通常版)
(2010/08/12)
Sony PSP

商品詳細を見る
京都やら滋賀に特別警報をもたらしていたころ、某市長がTwitterで演説していた。
まあ、それはいつものことなので気にしていなかったが、選挙で非難ばかりしていると思ったら、現堺市長を豚よばわり。なんとも子どもの喧嘩ではありませんかと、精神年齢を疑い始めた。
それにしても、選挙であいてを罵ることが流行っているのか?
そういえば、日曜日にやっているドラマも「倍返しだ」とか物騒なことを言っているのに人気だ。
それがよくわからない。
別に綺麗ごとではないけども、ハンブラビ法典ではあくまでも同じ苦しみだ。それ以上に仕返しするとは何とも言えない。それに、仕返ししても悲しくなるだけだ。一時的にすかっとするかもしれないが、時間をかけて仕返しする必要はあったのか?
基本的に、社会にて復讐だとか思って仕方がない。あまちゃんかもしれないけども、人にあたるより自分にとってプラスになると言い聞かせて、考え方を変えることも大事だ。
環境は変えることが難しいなら、自分の心の持ちようを変えることが大事だろう。
まさしく身体と精神はつながっていて、心を変えれば自ずと身体も反応してくれる。
話が長くなったが、私は仕返しだとかそんなことはいいから、日々に感謝することのほうが有意義だろう。
月を見ると魅了されますね。
『月は無慈悲な夜の女王』というタイトルの小説があったり、満月は狼男に変身したり。
まあ、魔性のモノでありますね。
竹取物語もそういう感じなきもします。
とはいえ、満月を見ながらおまんじゅうを食べるという風習はありますけども、実際はそれは片見月といい縁起はよくありません。満月のあとに、もう一度十三夜の月を見るのが当たり前です。
と、これは去年にも書いた気がします。とにかく、もう一度月を見るようにしましょう。
宮崎監督の最後の作品を半ば強引に連れていかれて見た。
よいかわるいかと言うとおそらくよいのだろう。
ただ、これを理解するのにはなかなかむつかしいテクストが使われている気がする。
繰り返される場面転換。
堀越の人生を夢から見つめてみたりしているのはなかなかだとは思うものの、何が伝えたかったのだろうと思う。
場面ごとの美しい風景はどこか懐かしいとは思うが、そこが含むものはなんだろうか?
まさしく宮崎監督は突きつけた。
これはなんですか?と
堀越の人生はまさしく科学者らしいと生き方に近い。それゆえ、社会というものに対してどういう関わりをするのかを抜きにして、飛行機を追い求めた。
残念なことに飛行機は嫌いなのだが、出てきた式の意味を理解することはそうむつかしくなかった。
只管かれは機体の空気抵抗を少なくしようを努力していた。今の飛行機でもそうだ。
とはいえ、彼は必死になって仕事をしているのはわかる。一度本当に飛行機で挫折する。そこを堀の人生と重ねるというのはなかなかに苦しいなと感じた。
他のことは明日書こう。
島田荘司のアルカトラズ幻想を読んだ。

アルカトラズ幻想アルカトラズ幻想
(2012/09/23)
島田 荘司

商品詳細を見る


思い出したのが、この人が書いたロシアの皇女の話だ。
なんとも緻密に計算されたもので、なるほどと最後には納得した。
いやー、ひさびさにいい作品だったね。
この問題を論じるのはなかなかにむつかしい。
なにしろ、私自身がバブル経済が崩壊するころに生まれた人間だからだ。
とはいえ、生まれてからの社会については肌で感じたし、特に最近では維新だとか、TPP、それ以外にもいろいろとある。
実感として感じる経済と、数字で見る経済とはおおきな隔たりがあると思うのだが、どうだろうか?
実は、小泉のころに経済は復調の兆しはあったが、そこには中間層の減少という問題があった。
功利主義だと、日本の最大限の幸福を目指すためにグローバル化を推進するのがいいと思っている人も中にはいるかもしれないが、それは大きな勘違いじゃないかなと思ったりしていた。
それでも、昔に比べたら社会は成長はしているとは思う。
テクノロジーとして、最たるものは携帯電話だ。
これは揺るぎもない事実である一方で、人間の根幹に関わる重大な問題を発生させていると思う。
手軽にコミュニケーションを取れるツールとして存在しているが、その所為で人との本来の距離を見失っているのではないだろうか?
いつでも繋がれるという感じが、私の場合どうも不気味だった。
なぜなら、人とのコミュニケーションの基本は目を見たりその人を見ながら話すことだ。
それが、チャットなどで名前も顔も知らない人とコミュニケーションを取ることに正直に怖いと思うからだ。
Twitterでも、基本的に返信はするけども、顔を見たことない人に話しかけることは躊躇ってしまう。
だから、私はあんまり会話に混ざろうとはしない。
ただし、この話であっても身体が見えている場合では別だ。それこそ本人が目の前にいるならばコミュニケーションを取るべきだと考えている。仮想と現実では全く異なる態度を示しているだけだ。
話をもどして、社会の発展は今も行われてはいる。一方で、その力が急速に弱まっているのもたしかではある。
なぜか、それは都合のいい子どもを育てることに躍起になっているのと、責任を取らないという道徳的なものが欠けた姿勢、競争原理にまみれたものになっているからだ。
大人になるための成熟とは、何より社会に対して道徳的なものが欠けていては問題だ。
それ以上に、個々の幸福を追求することを強いられてきた世代に、他者を見るという手段は存在しない。
言うなれば、自分さえよければいいのだ。自分が納得すればいいのだ。
他者とのコミュニケーションを求める割りに、他者を排斥する考えも一方で抱えている。
悪いことではないが、よいことでもない。
まとると、社会の発展が人間を怠惰なるものに変えているのだ。
なんとももの悲しいことではあるな。

数日間旅行に行ってきました。
家族水入らずとはこのこと。
なかなかに面白い時間を堪能しましたね。
銭湯で、とにかく日頃の疲れを取れたかなと思います。
とはいえ、パソコンを持っていたのだから旅先でも更新はできたのですが、そういう気は全くおきませんでしたね。
だから、いまこうして更新している最中です。
13日の金曜日であるなと思いつつ、明日からちゃんと更新していきたいです。
二十四節気の1つが、9月8日でした。
ようやく秋めいてきましたね。
まだ、蛁蟟が啼いてはいるものの夜になると薄い毛布では寒かったりします。
次は秋分ですね。

さてさて、秋は食物だといわれますが、それ以外にも芸術の秋でもあります。
ジャン=オーギュスト・ドミニク・アングルという人の絵を昔見たことがあるのですが、それが久々に見たいですね。
この人の絵で有名なものは、『スフィンクスの謎を解くオイディプス』でしょうか。
新古典主義の人で、フランスを代表する画家です。
この人の『泉』という作品が好きで、時々写真集を見ます。
そうこうしながら、各美術館の面白そうな絵画展をやるのを楽しみにしています。
あー、まだかな。

我が母校にて、講演会があった。
そこで鷲田先生が話されたことをまとめよう。

言葉についての哲学で、立て板に水というとプラスのイメージを持つけど、それは果たして本当なのかなということ。
言葉とはーー生き物であり、自己表現のツールまたは自分自身であったりする。
それじゃあ、社会的に見てどうなのだろうか?
国会の映像を見ていてても棒読み。受け手が不在のメッセージばかりが送信されている。これは、言葉のやり取りが目立っていないのじゃないかな。
例をあげて…対話とディベートの違いってなんだろう?
平田オリザさん曰く、ディベートは言葉の喧嘩というか、相手の意見を変えさせるもの。
対して、対話は自分が最初と最後で変わることである、自己の発展が起こること。
多角的な視点をもつことも重要だよね。
そして、この対話においても、会話するときのおいて大事なことは「聞くこと、そして内容をそのまま受け取ること」

それじゃあ、このまま口ごもることを例を挙げながら考えてみよう。
case1 2011年の震災のころ
震災から半年まで、いろいろと言葉を届けることをやってきた。
東北出身の人だったりの言葉は、勇気づける。しかし、なかなかすすまない復興に、心がすり切れてくる。
そうなると、「頑張ろう」とか「お気持ちわかります」といった言葉は心に届かないばかりか、ひんしゅくを買う。
共感だったり、同情はいらないという態度になる。
ここで大事なのは不言の言。
すなわち、喋らないでただその場にいることだ。(河合先生の心理学のほんのようだ)
そばにいるということだけで、人は不安から脱することができる。

case2 読み聞かせ
読み聞かせは、どういう風にやれば面白いかを考えながらする方がいい。
子どもというのは、その場の雰囲気やらを機敏に感じている。それがゆえに、そういうハウツーで習った読み聞かせより、たどたどしくても僕のため私のためにしてくれているのだなと感じる。
これはtext ではなく、textureである。
textureは実感を伴う。
この実感を大事にしなければならないのじゃないのかな?

case3
たとえばしんどい話だけども話さなければならないときに、どういう風にするのか。
そこで、大事なことは解釈を与えないこと。
「病名をつけたがる医者はヤブ医者」という言葉が森毅の話にあるのだが、それと同じようにとにかく解釈を与えるのは逆に信用できない。だからこそ、曖昧なままでも受け入れることをしないとね。
また、家族は他人の始まりというのを忘れてはいけない。

case4 語ること
形式的な言葉であっても、気持ちは伝わる。
だから、気のきく言葉を使うよりも、そういう形式的な言葉を大事にするべきじゃないのかな。
昔は短歌で気持ちを表現したりした。

まとめ
聞き上手になろう。

結構断片的かもしれない。でも、大事なことはたくさんあった。
こういうことを考えること。これがまさに哲学だ。
今日、母校にて講演会があった。
その前に少しばかりお話を。
母校に入った当初は、結構変わり者の生徒が多かった。
もちろん、私も含めてそうではあるのだが、その変わり者とはいわゆるおもろいやつのことだ。
実に変なやつがおった。
そして、今の1年生をみると大人しい。
これは、大人からするといい子にあたる。しかし、これは単に大人に対して従順なものでしかない。つまりはペットを飼っているのと変わりない。
まあ、これは言いすぎだとは思うけども、なんとなくいい子なんだけどもつまらないという印象を受けた。
もうちょい、灰汁の強い人が欲しいな。
どの地方にも特有の怪奇話はつきものだ。
小野篁の話とか有名だけども、それよりも怖いと思うのは閑散とした地方の民話だろう。
まえに、三津田信三の『厭魅の如き憑くもの』を紹介したが、それと同じようなものだ。
すなわち、村が囚われているのだ。
こういうのを業に囚われているとでもいうのであろう。
こういう閉じた世界では、そこでタブーとされていることさえ破らなければ、命は保証される。
裏を返せば、それを破るとは村に対する裏切りというのは誰でも分かるだろう。
想像しやすいのが、横溝正史『八ツ墓村』の最後のあたりが分かりやすい。

あと大事なのは交通の便だ。これは悪い方が、そういう村自体が閉鎖しやすい。
残念なことに私のところは、交通の便がいい。
だから、全然そういう話はない。
まあ、ようは退屈しているのである。
今日、こういう本を読みました。

帝都月光伝  Phantom of the Moon (角川ホラー文庫)帝都月光伝 Phantom of the Moon (角川ホラー文庫)
(2013/01/25)
司月 透

商品詳細を見る


興味本位ですけど、うーん。ライトノベルの風潮がこっちにもきているのかな?
まあ、甘くはないけど、ちょっと物足りなさを感じました。
ホラーは最近細くなっている気がする。もっと、貴志さんとか岩井さんのような不気味なものがでないかな。
そういうものを求めているのですけども。
まあ、そういう感じの三津田さんも今年は出していないですしね。
ちょっと、最近は不満です。
今日読んだ本は、なかなかに大切なことが書いてあった。
まずは、これ。

脱グローバル論 日本の未来のつくりかた脱グローバル論 日本の未来のつくりかた
(2013/06/11)
内田 樹、中島 岳志 他

商品詳細を見る


内田先生と平松さんが中心となって、今の社会を分析したり、意見を交わし合ったものを収録したものです。
グローバル化と昨今叫ばれているけども、本当にそれが意味することはなんなのかをさまざまな目線からみれるので、とても分かりやすいです。
冷静に、物事をみつめるにもこに本はオススメですね。
どう、オススメかというとやはり敵対するという思考よりも、反対意見も賛成意見も包括しているからです。
国民国家を意識する若者も増えているし、まだまだ世の中は明るいかもしれない。

もう1冊はこちら。

先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
(2013/05/25)
小林 朋道

商品詳細を見る


この小林先生はまったくゆがみがないですね。
話が脱線する愛すべき先生です。
是非とも講義を受けてみたいな。
今日、ひさびさに高畑監督の平成狸合戦ぽんぽこを見た。
場所は東京の、多摩ニュータウン。経済成長のため東京も人が増えた。それに伴い森林を伐採し、居住区を作ろうとした。
この話で最初に思い浮かんだのは、ギルガメッシュ王がフンババを倒し、森を切り開いて都市を造ったこと。
人は、森の中でも生きられるはずなのに、文明が加速するにつれて人工物に囲まれることを好むようになった。ちょうど、コンクリむき出しの家ができたりそういう時期でもあろう。
狸達は、人間にこれいじょう森をむちゃくちゃにされまいと、あの手この手で対抗しようとしている。
ここで化け学の復興とあるが、人間の教育と一緒である。しかしこの話から見ても、化け学を復興してもだめだった。教育とは惰性的で、すぐさま効果が現れるわけではない。
さてさて、本筋にしたいことはそっちではない。
お化け大作戦を結構したが、刑部狸が死に、人間によって手柄が横取りされたあとに狐の竜三郎が尋ねにくるところがある。
そこで、六代目金長と話しているときに狐は変化できない狐は見捨てられたとあった。
まさしくこれはグローバル化に近いものを感じた。
グローバル化はすなわち、機動性があるかが持ち味だ。狸ならば化け学があるかどうかだ。
6代目金長はそこで思い悩むのだ。
国家とは、本来そういうものであり、グローバル化をするとは国家を解体することにある。
だから何?という人もいるかもしれない。
だが、見捨てられたもののことは考えたのかい?
最後にぽん吉が言っている。兎や、イタチは化けられますか?
グローバル化に対応できない人はどうなるのですか?
つまりは、そういうことだ。
平野啓一郎の『決壊』を読み返した。
この本はとある兄弟の関係を描写しつつ、弟が残酷な悪魔によって殺されるはなしです。
もちろんノンフィクションですが、ちょうど2000年ごろを書いていて、拉致被害にあった人達が帰国してくるところもあります。
この話で中心に置かれていることは、殺人の被害にあった人の描写と加害者となった人の家族の心理を描いたところにあると思う。
また社会の闇と言えば簡単だが、そういうもので片付けられるほど楽なものではない。殺人者達は、社会の闇というよりも存在を余儀なくされたものかもしれない。彼らは同時に反社会的でもある。
反社会的というのは、聞こえはいいものの、いわゆるサイコパスともいうもので狼ならばそういう個体が発生したときは淘汰されるとあったのは『黒い家』。共感することも、自分の感情も理解しようと出来ない無機質。
すなわち、現象だ。人が現象となり、結果として殺人になる。
こうした人々を理解することはむつかし過ぎる。

こうしたなかで私は幸せとは何たるかを考えた。
幸せとは、まず自分を愛せるか、裏切らないかにあると思う。

決壊 上巻決壊 上巻
(2008/06/26)
平野 啓一郎

商品詳細を見る


プロフィール

水妖の音楽

Author:水妖の音楽
京都大好き大学生。
2009年 天文学会参加
2013年 サマーチャレンジ  
2015年 夏の学校
現在天文学を勉強中の大学院生
主にあわぎゃらくしーをやっていますが、銀河とつけばなんでも面白がります。
思想の根本は荘子であるため誰かしらに与することはしません。
身体論、哲学の類いの話も好きです。
趣味は読書とクラシックと絵画をみること山登り。
籘真千歳先生のファンです。
SFが特に好きです。森見登美彦さんも好きでサイン本を持つほど。ライトノベルは半分の月がのぼる空。ホラーなら玩具修理者。
クラシックはアリシア・デ・ラローチャやバーンスタイン、佐渡裕、カツァリス等が好み。
絵はマグリットやら、ルドン、川瀬巴水、ドミニク・アングル

最新記事
最新コメント
Twitter
ゆるりと呟きます。呟くまえに喋ってしまいますが… 気になった方はフォローしてくれるとありがたいですが、人次第でブロックするかもしれません。そのときはごめんなさい。
月別アーカイブ
カテゴリ
バナー
初音ミク-Project DIVA-F 2nd
閃の軌跡
要予約
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。