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今日は院試のゼミということで、各々がもってきた難しいと思われる問題を解いてそれを発表することをやった。
私の出したT大の量子力学の問題は解いてみればなんてことはない問題だが、非常に面白い結論になる。
量子力学の確率とはどういうものだったのかが、ここで再認識できたからよかったと思う。
K大の問題は同軸ケーブルで、それもけっこうやり慣れた問題であった。
最後の特性インピーダンスの導出をどうするのかが、疑問視されたがまあなんとかなった。
今度は私が発表だ。ポイント押さえてちゃんと説明できるようにしよう。
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英語の本をもとに物理のゼミをしている。毎週担当が変わって、自分の番なら式をフォローし、精読する。
それにしても訳しにくい本がある。
もともとドイツ語だったものを英語に直した時に変な感じになったりして、部分の意味が拾えるが繋がりが不明なものがある。
精読すると非常に困る。
とくに、applicationという言葉の使い方が非常に多才に使われていたりするので困った。
とかくあと数日のうちにしっかりと内容を叩き込まなければならない。
ようやく読み終えた本。
これが一番大変でしたね。
時期が2000年前後ぐらいなので、最新研究のフォローはないのですけど、それでも銀河物理学を知るには十分と言えるものではないかと。
これを手がかりに、専門書(おもに洋書で私の持っている『GALACTIC DYNAMICS  James Binney and Scott Tremaine』なんか)で深めるということが必要でしょう。
とはいえ、院試を受ける身なので9月ごろまではそういう余裕はなさそうであります。
まあ、それまではゼミをしつつ、どうにかやりくりしないとですね。
シリーズ現代の天文学も極めていい本なのですけど、銀河だけに絞ってここまで書いているわけではないので、銀河物理学をやりたい人、目指している人にとっていい本でした。
明日は休日だからがんばろっと。
最近全然更新できないのはゼミで忙しいのと、読んでいる本がなかなか進まないのと、なんとなく書く気になれない管理人です。
ゼミは週に3〜4とあり、準備する必要があったりするので大変ですね。
とはいえ、今週は担当ではないから余裕で、UCNの問題を解いてたり。
いまは、S.フィリップスの『銀河 その構造と進化』というものを読んだりと。
それにしても研究室には落差がありますね。面倒見がいいのか悪いのか。
もちろん、学生を育てることも大事なので、そういうことをやる人の方がいいと思うのですけど…

銀河-その構造と進化銀河-その構造と進化
(2013/12/16)
S.フィリップス

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最近忙しい。院試もあることながら、ゼミの準備もある。いくつかそれが被るとてんてこ舞い状態だ。
さらに、英語もやらないといけない。
ゼミは量子物性に加えて、解析力学が。
それに、英語でやる光エレクトロニクスとかあるのでおちおちくつろいでいられない。
今はO大の過去問をやっており、近年の問題が非常に難解だ。
とにかく、じっくりやるしかない。
ホラーの名手だと思われる、小林泰三の『完全・犯罪』を読んだ。
いつもながら、なんとも言えない気味の悪いものを書きますね。そこがいいところです。
表題作はタイムマシンを扱ったもの。デビュー作品『玩具修理者』の中にある、『酔歩する男』もタイムマシンでしたが、これとは全然違います。
お間抜けな感じがして、ふふっと笑ってしましました。
他には、『ルイス殺し』はおかあさんはどうしたのだろうと思うのですけど、確かにカーの作品に似ていると思いました。
こういう、何となく後味が悪いものは最近は少ないですね。
ドラマになるものとか、所謂ベストセラーな作品にはないものがあるので私的には大好きです。

完全・犯罪完全・犯罪
(2010/09/29)
小林 泰三

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もう何年も前の本で、『シュレディンガーの哲学する猫』というものがある。
これは、科学哲学を(いまはサイエンスライターだが)やっている筆者がいろいろある西洋の哲学を簡単に説明する入門の書である。
とはいえ、セレクトしてきた哲学者はそうそうたるメンツである。(中には、センター試験で受験生を苦しめた某K氏が載っている)
この本で筆者のいいたいことは何だろうか?
それはわからないが、私はこの本がだす様々なメッセージのうちファイヤアーベントの章のとある一節が気に入った。そこの要約すると、『真の知性とは、よいものも悪いものも知っていることだ。いいものだけとか、そういう文化的な免疫力を日本の教育ではつけてこなかった。物理をやり、ラヴェルを聞き、シャガールの絵を賛美し、源氏物語を読みふけり、オカルトの話を聞きとして喜ぶようなことをすることこそが、教養というものを育む』

さて、これを読んでいる人は『知性』を身につけるにはどうしたらいいのかわかりましたか?

シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)
(2008/11)
竹内 薫、竹内 さなみ 他

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『変数人間』というフィリップ・K・ディックの小説がある。
これは短編集なのだが、秀逸なものばかりだと思う。
『不屈の蛙』は、ゼノンのパラドックスが元になっている。
そこで哲学者と科学者が言い争い、実際に実験してみようと言う話。
『超能力世界』とはESPがコロニーを作っているところで、アンチの能力が見つかったことからある争いが発展するというお話。
『ペイチェック』は、2年ほどある企業で働いた人が地上に戻った時に、記憶がすべて消され、現物であるものを貰ったあと、あることを遂行するために奔走するという話。ここで出てくるアイディアがものすごく面白い。
『変数人間』表題作のこれは一番おもしろいかもしれない。
あまりに面白いからあらすじを言うのもつまらない。
是非とも読んでみて欲しい。

変数人間 (ハヤカワ文庫SF)変数人間 (ハヤカワ文庫SF)
(2013/11/08)
フィリップ・K. ディック

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上田 早夕里の『リリエンタールの末裔』を読んだ。
これは筆者の『華竜の宮』やこの間発売された『深紅の碑文』と関係がある。
空に飛ぶことこれは人間が求めた、憧れたもの。それはどんなときでも変わらない。
私は『星屑』だけども、他の人間には空を憧れる人がいる。
SFというより、そういうのを強く表現した短編となっていた。これはすごく共感した。

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)
(2011/12/08)
上田 早夕里

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大学にはいろいろなサークルがある。
テニスとかサッカーはありきたりだが、なかには数学をやるようなところがある。
私のところにもそれがあって、何人かそれに所属している人を知っている。
お互いに勉強して高め合うことはいいことだと思う。
大学の数学やら物理の本には問題はあっても解答はない。そこで自分たちで解いていろいろと知るということはいい。
ただ、このデメリットはある一定のレベルがないとやるのはつらいということだ。
とくに基礎ができていないと分からないものがあったりすると、非常につらい。
あと、適度に難しいものをやることだ。そこで本を選ぶことが大事になる。

私はそれには所属していないが、これだけは言える。
サークルでやるのはいいことだが、1人で黙々とできる力がないと意味がない。まずは、自分でやるくせをつけよと。
研究室に入って数日経ちました。
大学の方は入学式を終えたばかりで、授業はまだのようですけど、研究室に所属すればあまり関係がないですね。
ということでゼミと院試勉強と大忙しです。ついでTOEICもあるのですけど…
ゼミは共通で行うものが1つと、担当教員と行うゼミが1つ、あと特別なことなんですけど、他学部と連携しているためにそこでちょっとしたゼミにも参加することに。
明日には最初のゼミなんですけど、イントロダクションの内容が重すぎ。
とはいえ自分で選んだ道ですからつべこべいわずにやることです。
これだけ英語漬けにされたら慣れるよね?

岡本綺堂といふ人の作品である。
これは1910年代の作品であるから百年以上前も経っていることになる。
怪談といってもちゃんと謎解きがある。
ここに出てくる怪しいものは『山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)やまわろ』という。
これの正体が一体なんなのかである。
読み終えたらなるほどと思うだろう。
また、いくつか短編があるのだがそれもなかなかあじがある。

あとこの本で一カ所だけ間違いがある。
作者の岡本綺堂の没年は1993年になっているが、正しくは1939年だそうだ。
たしかに1993年だと121歳になってしまう。


飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (幽クラシックス)飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (幽クラシックス)
(2008/03/01)
岡本綺堂

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研究室配属されたので、共同研究しているところから飲み会のお誘いがあった。
花見という名目でお酒が飲めるのはいい。
だがしかし、大学構内は飲めないのですこしばかし遠いが、公園の方までいった。
あいにく風が強かったので、ビール飲んでいると寒かった。
研究者といえど、今や単著で論文を書くことはあまりない。
それゆえにコミュニケーションを取るというのは大事ではある。
しかし、酒飲みがコミニケーションではなくて、相手を尊重するといった謙虚な姿勢はいる。
いろいろ話を聞くと教授とそれ以外の折り合いがわるいところだとか、中には誰かの悪口をいうけども、だからといって仲が悪くないところもある。
一番良くないのは無関心である。
そういうことができればないほうがいいが、それも入ってみないことにはわからない。
研究者だって、人の子。バックトゥーザフューチャーのドクのような人ばかりではないのだから。
『現代科学の歩きかた』という本を読み終えた。
この本は、長らく宇宙論から現代の科学の方へと書く方向を転換した作者が書いたものだ。
エッセイ風の書き方であるため、寺田寅彦を彷彿とさせる。
科学は今や社会にとって大事であるだけではない。福島の事件もそうだし、普通に生きているなかでも重要な位置を占める。昔のように科学は道楽ではなく、国どうしの知の競争にもなっている。
だがしかし、科学の本質というものを再び眺めることで、これからの未来をどのように進めていけばいいのかを考えるきっかけ作りとなる本であろう。
論文偏重主義。
自己満足な科学者。
ポスドク問題。
トランスサイエンス。
疑似科学。
科学倫理。
生と死。
そこには科学だけではなく社会と関わるがゆえに発生するものがある。
私はここにある問題はよく考えなくてはどん詰まりになると思っている。
それは、このやりかたではやはり限界があるからだ。
それをやはり推して測るべしなのだが、いかんせん一般の人もそういうことを知っているわけではない。
できればいろんな人に読んで、是非とも考えて欲しいものだ。

現代科学の歩きかた現代科学の歩きかた
(2013/07/20)
池内 了

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三津田信三さんの『のぞきめ』という話を読み終えました。
三津田信三はもう私の中ではかなり面白い作家さんということで結構紹介していると思います。
刀城言耶シリーズとは違い、とある怪異に焦点を当てた作品となっています。
基本のスタイルとして、怪異はそのまま受け入れるということを忘れてはいけません。
実際に見たことがすべてですから。
物語は序章で、今回の話をするにあたっての状況説明。
そして、二つの怪談の話。
そして結末という感じです。
人は視線を感じる生き物です。
その視線というものは時に暴力なまでに恐怖をふるう。
そして、この話は綾辻行人の作品にも似ているものがあります。というよりは、こういう呪術的な効果をねらったものはいろいろとあるということなのでしょうね。
本当に怖い話を読みたいならば、『ついてくるもの』が一番おすすめではあるのですけどね。
でも、とにかく面白かった。
これを読んでるあなたも気づかないうちに見られているかもしれませんよ…


のぞきめのぞきめ
(2012/11/30)
三津田 信三

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プロフィール

水妖の音楽

Author:水妖の音楽
京都大好き大学生。
2009年 天文学会参加
2013年 サマーチャレンジ  
2015年 夏の学校
現在天文学を勉強中の大学院生
主にあわぎゃらくしーをやっていますが、銀河とつけばなんでも面白がります。
思想の根本は荘子であるため誰かしらに与することはしません。
身体論、哲学の類いの話も好きです。
趣味は読書とクラシックと絵画をみること山登り。
籘真千歳先生のファンです。
SFが特に好きです。森見登美彦さんも好きでサイン本を持つほど。ライトノベルは半分の月がのぼる空。ホラーなら玩具修理者。
クラシックはアリシア・デ・ラローチャやバーンスタイン、佐渡裕、カツァリス等が好み。
絵はマグリットやら、ルドン、川瀬巴水、ドミニク・アングル

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