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『サムソンとデリラ』を聴いている。
サン=サンースが作曲したこのオペラはなかなか好きだ。
それにしても、オペラの恋愛は悲劇的なことが多いように思う。
とはいえ、サムソンはそもそも女にだらしないところがあるから自業自得かもしれない。
指揮はバレンボイム。
これもまた好きな人である。
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おもえばここ最近いわゆるオタクから遠ざかっている気がする。
といっても、昔からそれほどハマるたちではなかった。
それでも横溝正史は好きで角川の集めたし、漫画でもいくつかの作品は全巻揃っている。
生来ものを集めるのは好きな方だが、また一方で飽きっぽいところはあるのかもしれない。
そういえば、今欲しいと思うようなものがあっても数ヶ月我慢しているうちにいつの間にか興味が失せていることがある。
人間大概のものは欲しいと確かに思うのだが、冷静に考えると確かにいらかなったりするというのはある。
かといって物欲はなくならない。
けどこういう風に考えてものを買うことをしている。
置く場所はあるか? あったとして、本当に必要なのか?
本が特にそれを考える。
そういうときはあとがきを見て、面白ければ買うことにはしている。
オタクというとある意味恋愛に近いかもしれない。
それは、他のものが目に留まらない状態であるからだ。
私はそういうことは滅多にない。
白けてることが多いからかもしれないと思う今日この頃であった。
こういう話はなんですけども、私自身携帯電話は大学生になってからしばらくしてから買いました。
初めてがスマートフォンなためフューチャーフォンを知らないのです。
だけども、今の子らはまるで携帯ゲーム機のようにスマートフォンを扱っています。
これは非常に驚くべきことで、今や電車でも右左みればゲームをしている人ばかりです。
私のなかでは未だにゲームをするよりも、ゆったりと揺られながら読書をするという感じですけども、みんなおもむろに携帯を取り出していじります。
これは想像以上に不気味です。
何が問題となるかですけども、大量に情報を扱えるということが一番の問題でしょう。
情報はまさしく玉石混淆。
そうなるとデマや嘘、怪情報をつかまされることが多いわけです。
これがいまや水面を伝わる波面よりも早く伝わるわけです。
とすると、非常にまずいわけです。
情報というのは吟味を要するわけです。
吟味せずに鵜呑みで、それを発信することは何よりも害悪なのです。
別に何が正しいかどうかを議論するつもりではないのですが、ひとえにそういう情報に嘘が一人歩きすることがあるからです。
スマイリーキクチさんのような中傷事件になることもある。
それはひとえに今の人らのリテラシーの欠如にある。
だから、最近ではスマートフォンを持っている人を見かけるたびに怖くなるのです。
『大衆の反逆』を読んでる。
これに書かれている大衆は、政治的な意味は何もない。
謂わば記号である。
そして、大衆と対立するのが貴族である。
もちろんここで愚鈍な人は、ベルサイユの薔薇のごとき貴族を思い浮かべるだろうがそれは違う。
オルテガのしたい話は今現在にも通じるところであり、痛烈な皮肉だ。
今度これを話に、科学哲学について考えたいと思っている。


大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)
(1995/06)
オルテガ・イ ガセット

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森毅の『ものぐさ数学のすすめ』に同名のタイトルがあるのだが、そこから拝借している。
というのも、今書こうとしていることはそれに共通することだからだ。
昨日でセンター試験が終わりこれから私立、国公立と入試があるわけだが、どうも入試の点数というものを神格化し過ぎている。
それはどういうときに感じたかというと、ある子がこういう発言をしたからである。
「俺な、あの先生が好きじゃないねん。なぜかって言うとな、教えてない解き方で解いたからって理由で点数を引いたからやねん」
普通に考えれば、このこの言うことは至極まともなことに聞こえる。
しかし、これはある意味点数がある意味神聖なものとして見ている風にも見える。
私は大学に入ってから価値観を改めたのだが、点数はわりかし重要ではないということだ。
これを間違ってはいけないのは、勉強しなくてもいいことではない。
大学のやっている内容は難しいし、すべてを理解できるとは限らない。
それゆえに、大方8割ぐらい理解できたらいいものだと思って勉強するのである。
もちろん大学の先生を全く当てにするのではなく、当てにできないこともあるから自分でやるんだという気概を持ってである。

今の入試のやっていることは専ら点重視である。
点は、現在を測るものではなく、過去にやってきたことを測るものであり、実績を見ているだけである。
そしてセンター試験とはまさしくその点に取り憑かれる。
私自身も数年前に経験したことだが、国公立に行くことを考えるならば8割が1つの目標ぐらいになった。
それで血眼になって点を取ろうとするのである。
だがこれは激しく消耗するし、何よりも終った後にむなしいだけだ。
ただ、試験を完全否定するつもりはない。
今でも、義務教育を終えるときに試験をして、義務教育の内容ができない人は卒業をさせないべきだとか、成人式に出られる人は、精神的に成熟したかどうかを1つ測れるテストをすべきだと考えている。
(九州とかの成人式で金髪リーゼントな人が騒いでいるのを見ると、とても成人だと思えない。)
これは森先生が書いてあったことだが、教育は未来に向かうものであるはずなのだ。
そして客観適正な学力の基準は存在しない。
これは物理の世界でたとえ話でいうと、ニュートン信者(絶対時間、絶対空間)が世の中大多数で、世界はアインシュタインの唱えた相対性を信じないという感じだろう。
また、高校の教育の正常化を目論むなら、大学の入試の多様化を促す方がいい。という森先生の意見に賛成する。
そして、教育は実績作りではない。
親の考える就職に有利であるからではない。
大学は学問をやるところで、未知の出来事と遭遇することを期待してやまない知的好奇心が溢れんばかりの若者を集めるところである。
高校まではその知的好奇心の萌芽を育てるところにしなければならない。
ところが、今のセンターとか、今後行うテストは、点数ばかりが重要視されているから駄目であると繰り返す書く。
教育とはなんなのか。それは、今を生きる若者の人生をよりよくさせるものではないのか?
未来を向いてない教育に若者が期待するはずもない。
だから、最近の若者には夢がないという言葉が見られるのだ。


ものぐさ数学のすすめものぐさ数学のすすめ
(2012/10/10)
森毅

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ここのところ忙しいのもあったが、とうとう風邪をひいてしまった。
私の場合、未病というか、とにかく風邪っぽいままで行くことが多いが、ときどき調子が悪くなるととたんにのどの炎症になる。
とにかく、今は用心。

ということで今日はここまで。

紅楼夢 (1) (平凡社ライブラリー (162))紅楼夢 (1) (平凡社ライブラリー (162))
(1996/09)
曹 雪芹

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池内了『科学者心得帳』を読んだ。
この本は科学者を志す人が読むべき一冊になっている。
去年のSTAP細胞や東北大震災のこともそうだが、それ以前から科学者というものがまるでバックトゥーザフューチャのドクのように思われている。
しかし、今の科学者は国家に雇われて働いている。
国民の税金を基に研究をしており、一般の人よりも知識がある。
ただし、それは自分の知っている分野においてであってそれ以外は普通の人と変わらない。
この著者は科学者が今後持たなければならないことをあげている。

それは三つの責任。
倫理責任
説明責任
社会的責任

それと四つの規範。
科学的真実に誠実であれ
想像力を発揮して予測する
すべてを公開する
市民としての感覚を失わない

これの詳しい説明は本を読んで欲しいのだが、かいつまんでいうと科学者もまた人であり市民であるから傲り高ぶったり権力志向はやめて、誠実に自分の知っている事を説明せよということである。
今の科学者が非難されるのはそれを怠ってきたからである。
ここで信用を取り戻すしかないと思う。
願わくば、STAP細胞の様な事件が今後起きないで欲しいものである。


科学者心得帳――科学者の三つの責任とは科学者心得帳――科学者の三つの責任とは
(2007/10/11)
池内 了

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弱さと想像するのが老子であるのが、まあ思想に感化された影響であるが弱いことは悪い事だろうか?
男ならば強くあらねばというものがある。
それは、肉体的というよりも精神的なものだと感じる。狩猟やっていた人らが、真っ先に獲物に襲いかかる。それこそが、勇気あるものでそして生き残れば強きものだということになっていたのかもしれない。
しかしながら、強さに溺れるという事は自分のもちまえを損なう事になる。
私の考え方は、それこそ今を生き抜いてこそという考えなので、強さというものにあこがれを感じない。
女々しいと言われそうだが、争いをするきがしないのだ。
今はひどく競争だというが、それをするくらいならあまり競争をしないところに行きたいと強く思った。
嬉しい事に、宇宙をやる人は競争という意識は薄い。
それよりかは、知らなかったことを知るという好奇心が勝る。
競争ばかり目立つと、それこそ心が病んでしまう。
そうなると、疲れ果ててもう体が動かなくなる。
すると、周りからはあいつは弱いやつだと揶揄される。
しかし、弱いことは決して悪い事ではないと私は思っている。
鷲田先生も『弱さのちから』でいろいろと考えさせられることがあったらしい。
自分の弱さも、強さだとかいわゆる長所などを認めることは大事なことだし、なによりも一方に偏ることは疲れる。
バランスを取る為には弱さもいるのだ。
刀はもちろん固さが大事だが、同時に固いだけだと折れてしまうからしなやかさ、曲げにも強いようにしなければならない。
人を刀に例えるのもどうだが、それでも私は強さと弱さはふたつあってこそだと思う。


〈弱さ〉のちから ホスピタブルな光景 (講談社学術文庫)〈弱さ〉のちから ホスピタブルな光景 (講談社学術文庫)
(2014/11/11)
鷲田 清一

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ひさびさに書きますね。
いままでいろいろと忙しくて、書く事がなかったのですけどまた再開します。
ひとまず、研究の方もそろそろ終わりに向かい始めてますね。
それから大変なお仕事も一段落しました。
そろそろセンターの時期なので受験生は体を壊さないでください。
今年は人生のある転機となる。
それは、やはり大学を変えることもあるが、それ以上に天文の世界では面白いことが起こるからだ。
何より、アルマは観測準備は整ったし、X線天文台も楽しみではあるからだ。
私としては銀河の進化(それと誕生)をやりたいとあるが、それをどうアプローチしようか考え中である。
今のところ赤外ではあるが、かといってどうなるかは分からないので、とにかく天文の世界の一端を触れることが大事になる。
そして、震災から4年となる。今なお燃料棒はすべて出せているわけではないし、いつまた地震が起きるかは誰にも予測できない。
しかし、安全だと判断した原子力を動かそうという動きが活発ではある。
私としても、そこのところは議論を尽くしたとは言い難いと思う(もちろん、外野なので本当は議論尽くされているかもしれない。ただ、議論と言っても国民を含めてのそういう話はあまり聞かないので…)のだが、火力発電のコストやらを考えると、原子力を動かさなければならないという。
だがしかし、この問題は湯川先生のころからずっとやってきたのに、それでもなお納得していない人がいる。
納得は議論尽くされた先にあることで、そう考えるとまだ議論しきってないのだろう。
こういう問題も、科学を目指す人ならば避けて通れない道である。
そういうことも含めていろいろ考えなければならない年になるだろうと、私自身は感じている。
新年になりましたね。
今年は4月から新しい環境になる節目の年です。
ひとまず、3月の卒業までひた走らなければならないですが、今はゆっくり休日を楽しんでおります。
とはいえ、やることがないので研究したり、ノートまとめたり、論文読んだりなのであまり代わり映えがしないですね。
今年はマグリット展をやるのでそれも楽しみであります。
たいがいブログで新年の抱負を述べるらしいでので、私もそれにならって何か目標を作ろうと思います。
ひとまず、目の前にあるのは学会や卒業の準備に、とある筋の発表でしょう。
そこでいろいろと学ぶことが大事ですが、他にも様々な経験をしたいですね。
後は、久々に京都ということなのでいろいろと食べ歩きしたいと思っております。
ので、今年一年も病気しないで無事に過ごすということを抱負にしたいと思います。
あと、何か研究成果もあげたいですね。
そのためにはいろいろと学ばなければならないですが、幸いにも環境は整っているところなので後は自分次第でしょう。
それと、哲学の本をたくさん読んでいきたいですね。
科学者としても道を歩くつもりなら、いつかはぶつかることだと思うので、今から学ぶことは非常に有意義でしょう。
まあ、とにかく新年が始まったわけですから、いろいろと楽しいことをするために、命は大事にして1日1日大雪に過ごしていこうと思います。

それでは、今年もはりきっていきましょう!
プロフィール

水妖の音楽

Author:水妖の音楽
京都大好き大学生。
2009年 天文学会参加
2013年 サマーチャレンジ  
2015年 夏の学校
現在天文学を勉強中の大学院生
主にあわぎゃらくしーをやっていますが、銀河とつけばなんでも面白がります。
思想の根本は荘子であるため誰かしらに与することはしません。
身体論、哲学の類いの話も好きです。
趣味は読書とクラシックと絵画をみること山登り。
籘真千歳先生のファンです。
SFが特に好きです。森見登美彦さんも好きでサイン本を持つほど。ライトノベルは半分の月がのぼる空。ホラーなら玩具修理者。
クラシックはアリシア・デ・ラローチャやバーンスタイン、佐渡裕、カツァリス等が好み。
絵はマグリットやら、ルドン、川瀬巴水、ドミニク・アングル

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