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Large Magellanic Cloud

Large Magellanic Cloud(LMC)は日本語で言うところの大マゼラン雲である。
日本から見ることはほとんどできないが、私はニュージランドに行った際に見たことがある。
LMCともう一つ小マゼラン雲というのがあって、これらは校正によく使われる。
ここでいう校正というのは距離校正である。
それこそ女性研究者といえばキュリーという声があるが、私の中では変光星の研究をしていたヘンリエッタ・リービットも素晴らしい研究者だと思う。
そのヘンリエッタの結果はのちにハッブルが求めたハッブルの法則につながる。
何をしていたかというと、ヘンリエッタは大マゼラン雲や小マゼラン雲を撮影(当時は写真乾板)し、その中から変光星といわれるものを同定した。
そして、その中でもケフェイド(現在ではケフェイド1)を使って変光の周期と星の光度の関係(周期光度関係)を導いた論文を書いた。
これは、天体の距離を求める上で大事になる。
ハッブルの当時というのは銀河というのは天の川しかなかった。
アンドロメダ銀河は遠い彼方ではなかった。
それを突き止める手法としてケフェイドの周期光度関係が役に立ったのだ。
今も銀河の距離を求めたりするのに非常に役に立っている。
科学の世界とはこういう知恵のバトンタッチである。
そこに求められるのは科学を追求し、自然の中に隠されたものをさらうことである。
まるで砂金を探すようである。
大マゼラン雲は今でも距離校正として使われている。
距離係数としてだいたい18.49ぐらいで、実際には銀河も傾いているのでそれも考慮しなければいけないが、それでも非常に精度はよく、私の研究にも関係してくる。
だから、LMCは感慨深い。
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水妖の音楽

Author:水妖の音楽
京都大好き大学生。
2009年 天文学会参加
2013年 サマーチャレンジ  
2015年 夏の学校
現在天文学を勉強中の大学院生
主にあわぎゃらくしーをやっていますが、銀河とつけばなんでも面白がります。
思想の根本は荘子であるため誰かしらに与することはしません。
身体論、哲学の類いの話も好きです。
趣味は読書とクラシックと絵画をみること山登り。
籘真千歳先生のファンです。
SFが特に好きです。森見登美彦さんも好きでサイン本を持つほど。ライトノベルは半分の月がのぼる空。ホラーなら玩具修理者。
クラシックはアリシア・デ・ラローチャやバーンスタイン、佐渡裕、カツァリス等が好み。
絵はマグリットやら、ルドン、川瀬巴水、ドミニク・アングル

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