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昨日の続きです。
まず、入学する前に手渡されたのが、

コミュニケーション力 (岩波新書)コミュニケーション力 (岩波新書)
(2004/10/20)
齋藤 孝

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これを読んでこいとありました。懐かしいです。
この高校でまっさきに問われるのが、ディベート能力なのですが、その前に相手の意見を聞き、自分の意見を話するということを徹底的に磨きます。
始めはなれないですけど、男女関係なくいろいろな事柄について話しあうのを青少年の家で行います。
ここで、まあ友達づくりをするのですけど、私はけっこうはしゃいでいたのでこのあたりから変なやつと思われていたみたいです。

ここで話し合った話題は後に班で調べ物をし、英語でディベートをするという形をとります。英語と検索する能力をここで磨くわけです。それも、参考文献はどうしらべて、どのように引用するのかをみっちりします。
私の場合は、「幼い頃の幼児教育をすべきか」という話で紆余曲折ありながらなんとか発表することができました。

それ以外にも有名な方の講演会があり、私のときは山折哲雄先生、鷲田清一先生、秋山仁先生、中村圭子先生、平野啓一郎氏などが講演に来ていました。
そして、茂木健一郎氏が来たときに、私の変人ぷりが披露されたゆえに、学年で知らぬものはいないほどになっていました。
だから、まったくしらないクラスの人でも顔を覚えられているという始末でした。

懐かしい想い出です。明日も、続きです。いよいよ、この高校の教育の根本について書こうと思います。
今ある大学の改革が混迷をきわめている。しかしながら、教育とはなかなかに変わるものではない。なによりよりも主体となるのは生徒と先生という枠組みがどういうものであるのかが重要である。

私が某H高校に入ったのはずいぶん前だが、そのときの校長先生やら先生にはお世話になった。
この高校はおそらく高校教育で改革を行い、さらには成功を収めたところだろうと思う。
なんてことはない、些細なことに注意してきたおかげだ。そのささいなことが見えない、見えにくいからこそ教育は大変なものであるし、うまくいかない原因だと考えられる。

この高校のスローガンは「自分の知りたいと思うことをとことん追求する」ことにある。
つまりは、悪名高い「ゆとり」とはなんであるのかをしっかりと腰を据えて考えて、教師がすべきことは何たるのかを議論し尽くし、その結果、学生の知的好奇心を最大限に引き出すことにあると。
これは欲望だ。知識に対する飽くなき、貪欲ともとれる欲望だ。しかし悪い意味ではなく、これには現代の子どもが忘れてしまった主体性を帯びた欲望だ。

この欲望を果たしてどうのばしていったのか。自分が体験したことを書きつつ複数にわけて書きたいと思っている。

まず、この高校の入試だ。これからすでにどういった高校を目指しているのかがわかる。
国語、英語、数学と、ディベート型論文。
この国語は必ず現代文と古文で、しかもかなりの量を書かせる。英語は3問の長文を読ませるし、数学に至っては相当手強い。
ディベート型はそもそもテスト対策なんて無理なものだ。

しかしこういう試験が意図しているものこそ、大事なものである。

自分の考えをはっきりと述べる、まとめることができる。それは間違っててもいいし、正しくてもいい。とにかくあいてに説明することだ。
これが試験で問われている。
この難しい試験をクリアして入学してからの話だが、これは次回にまわすとしよう。
久々に勉強のとこを更新します。
今回は2面体群です。簡単にいうと、三角形や四角形、五角形にあたるのですが、もちろんこれらは正多角形のことを指します。
これを線対称で回転させるものをgとし、反時計回りに回転させるものをsとします。この2つのような何かをうつすものを群といいます。
正五角形の場合を考えると、{e, g, g2, g3, g4, s, sg, sg2, sg3, sg4}が考えられます。(左の数字は前の文字の指数)
これから五角形の一番頂点を1として左から2、3、4、5と文字を置きます。
上のものを考えてどのように点が移動するのか考えます。括弧の中は(12)とあれば1と書いたものが、2にうつり、2が1にうつるものとなります。(123)なら1が2に、2が3に、3が1にうつります。すると、
(1) (12345) (13524) (14253) (15432) (25)(34) (15)(34) (24)(15) (35)(12) (14)(23) が上のものの置き換えになります。

次に共役類を考えます。共役類とは簡単にいうと性質が同じものということを考えます。しかしながら、群論をやらないとよくわからないと思うので、

代数入門―群と加群 (数学シリーズ)代数入門―群と加群 (数学シリーズ)
(1987/09)
堀田 良之

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などを参照してください。

下には解答を
(1) {(12345),(15432)}{(13524),(14253)}{ (25)(34),(15)(34),(24)(15),(35)(12),(14)(23)}
よって類等式は
10=1+2+2+5となる。
有名な問題といえば、1は0.9999999・・・より小さいかそれとも同じか?
これの解答は次の本、

数学にときめく ふしぎな無限―インターネットから飛び出した数学課外授業 (ブルーバックス)数学にときめく ふしぎな無限―インターネットから飛び出した数学課外授業 (ブルーバックス)
(2005/02/18)
不明

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にもあります。
数学は厳密な定義があります。しかし、こういう問題のように、簡単に知識が揺らぐなんて言うこともあります。いかに考えるか?これ自体は発想としか言えません。
では発想はどこから生まれるか?数学はやはり考えないと生まれてきません。いろんな問題にふれあって、そのうちああそういう解き方もできるねんなという風になるのが数学の楽しみです。なんともなかなか本性をみしてくれないいじらしい恋人のようです。

(後編へ続く)
天文というと大概の人が義務教育でやめてしまう。そこで、天文少年とかは続けてやったりするが、仕事しては食っていけないと親に散々に言われる。
それもそのはずで、京都では地学を教えている高校がほとんどなく、天文系をやっている人は教職を取って先生になっても働く場所がない。プラネタリウムのあるところか、研究するしかない。
しかし、星をやることはロマンだ。それ以上の理由はない。ロマンチストでしか、この世界はついていけない。道楽なのだ。結果として、星を見るための技術が世の中の役に立つのであって、研究自体は役に立たない。
こういうムダがあるからこそ、研究の分野は発展していく。人類はムダを積み重ねてきた。実は効率主義だと、どこかで行き詰まってしまう。これは研究でも、文化でも多々あること。

それでいて、なぜに宇宙をするのか?それは、人類、果ては宇宙の始まりがどうして、どうなって始まったのか。つまりは真理の探究。これを取り組めば、私の生と死に関する命題もあわよくば解けるのではないかと考えている。

ARで手にとるようにわかる 3D宇宙大図鑑ARで手にとるようにわかる 3D宇宙大図鑑
(2012/05/01)
縣 秀彦

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学校のサイトから、今期の授業アンケートをしろという通知があったので終えてきた。
しかしながら、このアンケート回収率がとにかく悪い。なぜだろうかと思われるかもしれないが、学生の意識が低いだけでなく、アンケートの仕方にも問題がある。詳細は書けないが、とにかく分かり難い。どのように書いて欲しいのかも伝わり難い。まあ、再度言うが学生の意識低下も問題なのだが…。

京都は市街では花火はないのだが、昨日は亀岡にあったらしい。実は亀岡は近くて遠いのだが、まったく聞こえなかった。音の回折はしなかったのだな。夏の風物詩は今年も見に行くことはないが、大文字ぐらいは見に行こうかなとは思っている。さてさて、ことしはどうするべ。


事実は真実の敵なり―私の履歴書事実は真実の敵なり―私の履歴書
(2011/04/16)
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さる、6月14日の京大吉田キャンパス北部の理学部5号館にて、ローレンツ祭が開催されました。
友人(女性)とまあ、2人で行ってきた(そこ、彼女とか言わない)わけですけども、なかなか楽しい時間を過ごしました。
メインはやはり天文分野。午前中は太陽物理学の一本先生、恒星物理学の野上先生、銀河物理学の長田先生に理論宇宙物理学の嶺重先生の小さな講義を受けてきました。
質問したかったのですが、今回は院生にいろいろと話を訊きたかったので遠慮しましたが、それでも他の人が面白い質問をするので、ああ来てよかったなと思いましたね。
自分は銀河物理学をしたかったので、午後から院生の方とお喋りしました。実は、理論宇宙物理の住吉さんはいなかったのですが、堀川高校時代にTAでお世話になった方です。ご挨拶したかったのですが残念です。
そのあとは、時間も時間だったので天体核物理学の院生の方とおしゃべりをしました。皆さん気さくに話してくださって、すごく楽しかったです。自分も研究者になるんだという気持ちでこれからも勉強していきたいです。
来年は今回時間がなくていけなかった、原子核と素粒子系のところを見に行きたいですね。
今日の課題がとてつもなく分からない。
というのも無重力での球状の容器の液体の表面形状の導出だ。角度が求まらない。すごくめんどい。どうしたものやら。
まあ、考えても仕方がないのでとにかく手を動かすことにする。そして、期末の準備をすることにしよう。
あせらないで、頑張ろう。そうしよう。
夕星も 通ふ天道を いつまでか 仰ぎて待たむ 月人壮子 『万葉集』柿本人麻呂
この言葉を見たのは池内了(天文学者)の『天文学と文学のあいだ』である。
このとき夕星(ゆふづつ)とは金星のことらしい。中国では太白星、ギリシャではヴィーナスともいう。
ここで言いたいことは天文学とは以外とロマンチストなのだ。
ひさびさにこの本を手にして、原点回帰というのを考えている。
天文学とは役に立つわけではないかもしれないけれども、学問として修める価値があると思っている。それは芸術とかと同じだ。
文化なんて衣食住たりないとなんて言う人がいるがナンセンス。文化と生活は切っても切れない。仕事をし、娯楽として文化がある。持ちつ持たれつである。今だとゲームとか言うかもしれないが、昔は音楽とが美術なのだ。道楽と思われがちだが、国としてそれが一切ないところは真にグローバルとは言えない。やれアメリカやEUに追いつけという人がいるが、なおさら文化は大事にしないといけない。向こうは文化を大事にしている。古き良き時代の文化を大事にし、時に新しい風を入れてさらなる飛躍を遂げている。日本も負けてられない。どこかのアホな市長はそういうことも分からないらしいが…

天文学と文学のあいだ天文学と文学のあいだ
(2001/06)
池内 了

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SFを読めなくなり、そろそろ中間テストの時期。勉強に忙殺される日を過ごしました。
世間では吉田秀和氏が亡くなられたということを初めて知り、世間に疎くなったと思いました。
まあ、それもひとえに自治会の所為なのですが…。懸案事項はいろいろとあります。書類の不備とかあって、なかなかフォローしづらいですね。
明日は散髪。ちゃんとした外出なので、少し気分転換をしたいですね。
プロフィール

水妖の音楽

Author:水妖の音楽
京都大好き大学生。
2009年 天文学会参加
2013年 サマーチャレンジ  
2015年 夏の学校
現在天文学を勉強中の大学院生
主にあわぎゃらくしーをやっていますが、銀河とつけばなんでも面白がります。
思想の根本は荘子であるため誰かしらに与することはしません。
身体論、哲学の類いの話も好きです。
趣味は読書とクラシックと絵画をみること山登り。
籘真千歳先生のファンです。
SFが特に好きです。森見登美彦さんも好きでサイン本を持つほど。ライトノベルは半分の月がのぼる空。ホラーなら玩具修理者。
クラシックはアリシア・デ・ラローチャやバーンスタイン、佐渡裕、カツァリス等が好み。
絵はマグリットやら、ルドン、川瀬巴水、ドミニク・アングル

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